長瀬澄人
COLORS KYOTO 代表
1979年 京都の染工場生まれ。
幼少期から、着物の染の中で育つ。
大学中退後、放浪生活を経て、22歳で本格的に職人修行に入る。
6年にわたり、技術習得だけにとどまらず、着物デザインや、着物制作に必要なノウハウを身につけることに没頭。
精巧な染を得意とする職人の実父と、ハイセンスな染を行う染工場の親方、2人の師匠を持つことで、独自の型染スタイルを身につける。
修行期間に染めた着物の数、約3000反。
2007年 独立。
自身のアトリエ、きもの染工房カラーズをスタート。
フリーランスの職人兼デザイナーとして、中小、大手メーカーや、販売店の企画制作、外注染加工、デザイン提供、CM用着物制作など、数多くを手掛ける。
通産染反数は5000反を超えるが、次第に着物を量産する必要性のない時代の流れや、現状のままでは将来確実に破綻するであろう着物作りの現場を、どうすれば継続できるか、次世代に継承できるか、その真っ只中で悩む。
1点ずつの製作を大切にしたい思いで、個人向けサービスとしてパーソナルオーダーをスタート。
コアなファンから支持を受け始める。
2016年 自身オリジナルの公式ブランド「カラーズ京都」を立ち上げる。
同時にアトリエにショップ機能を併設し、「着物アトリエ&ショップ COLORS KYOTO」としてリニューアルオープン。
カラーズ全商品のデザインから染加工、ショップ運営の全てを手掛けている。