心地良い気候の時こそ、気を引き締めて染めることを忘れない、カラーズ京都の長瀬澄人です。 清々しい天候が続きますね。 着物を着るには絶好の環境ですが、同時に染めの作業にも絶好です。 気温から湿度から、少し収まった花粉から、何から何まで気持ち良く仕事ができる時期です。 梅雨が来るまでの短い期間ですが、しっかり働き、また着物も楽しみたいものです。 さて、その染めの仕事について。 多くの方が着物の染めの仕事というイメージとして、 「素敵な仕事だけど、大変そう。難しそう。」 と思っていただいているようです。 正にその通りです。 普段皆さんが目にする完成品の着物は、染物も織物もどれも魅力的で、その裏側という部分にはなかなか気が回らないし、もし興味があるとしても、それを知る術もあまりないものだと思いますので、興味本位で読んでいただければ幸いです。 型染工房の仕事内容は大きく分けて、 ・絵の具場色合わせ ・板場柄付け着色 ・依頼主や外注先との各種打ち合わせ ・デザインを起こす工房であれば図案作成や型紙の作成 などとなります。 他にも白生地、完成後の反物の検品管理業務や、型紙の管理、事務なども含めると、他にも雑務はたくさんあります。 カラーズ京都では、これらに加えて、ショップ業務も行っています。 通常、板場の人員(職人)、色合わせの人員(職人)、その他をまとめて行う人員(非職人、多くは親方や番頭、また親方の配偶者やパートタイマーなど)[…]