おしゃれな着物を染めるイメージしか湧かない、カラーズ京都の長瀬澄人です。 徒然なるままに綴る、おしゃれな着物を語るコラムですが、前回は、おしゃれな着物姿には、とにかく「バランス」が重要だと書かせていただきました。 それは当たり前と言えば当たり前なのですが、意外とバランスの良いコーディネートというのは難しいものですので、敢えて書いてみました。 そして今回のワードは、「言葉を気にし過ぎない」です。 これも、バランス感覚が大切なのですが、既存の言葉を鵜呑みにしなくて良いということです。 例えば、着物の話題の中でよく「東京は粋で、京都ははんなり」というニュアンスの言葉を聞くことがありますが、正直なところ、私はあまり関係無いと思っています。 人のセンスは様々なので、一概にそうだと言い切れるものではないと考えます。 昔はそういうお店が多かったのかなぁ。くらいの解釈で良いかと思います。 また、「柔らかものの着物(縮緬など)には、織の帯(西陣織など)」 「織の紬着物には、染め帯」 というような、合わせ方についての言葉も、少し杓子定規な感があり、あまり鵜呑みにする必要はないと思います。 情報が少なかった時代には、そのように、誰にでも分かりやすい表現をする言葉が必要だったのかもしれないですが、現代にもそれを必ず適用しないといけない訳ではありません。 ですが、「先人たちの貴重な知恵」を尊重することも、バランスのとれたコーディネートには重要だと思います。 なので、あまり言葉を気にし過ぎることはなくて、 「昔はこうだったけど、今を生きる私たちは、さらに工夫して、こうするよね。」 という具合にアップデートすることが、カラーズ的おしゃれだと考えています。 まだまだ語り足りないおしゃれ着物コラム、断続的に続けて書いてみようと思いますので、よろしければ参考にしてみてください。 カラーズ京都が作る着物は、onlineshopをご覧ください。