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男性着物もエレガントに

  男性着物もオシャレに染めないと気が済まない、カラーズ京都の長瀬澄人です。   1月に比べて、やや落ち着く2月ですが、染めの作業が立て込んでいます。 他ブランドさんのお手伝いが多い状態なのですが、それと同時に、渋カッコいいメンズのオーダーメイドを並行して進めています。 カラーズ京都がこだわる、男性着物のスタイルは、男性もエレガントであることです。 そしてその上で、女性を引き立てるような落ち着きを演出することでしょうか。   ですので、カラーズ京都が考える男性着物は、まず女性をスマートにエスコートできる男性像をイメージしています。     カラーズ調べでは、多くの女性は、男性の着物姿は素敵だと思っていて、特に着物を着る女性は、男性の着物姿を好きでない人はほとんどいません。 そして、男性のどんな着物が素敵だと思いますか?という質問には、 「シンプルで上品で、清潔感あって知的な印象の男性着物が好き」 との意見が大半です。 これらの要素を一つの形にまとめた着物をイメージすると、男性着物もエレガントさが大切だと、カラーズ京都としては解釈しているわけです。   もう一方で、ラフで武骨な、ワイルドさのある男性らしい着物姿や、派手で個性的な装いなどについては、2・3割の支持はあるものの、大前提として、 「似合っていれば、個性的な着物も良いと思う」 との意見が多いです。 そうなると、やはり男性側が主役になってしまうような着物よりも、パッと見はシンプルな色柄で、素材の良さが滲み出てるような洗練された雰囲気が大切だと思います。     着物は、やはり女性が主役ですから、女性の意見を優先してコーディネートするのが良さそうですね。 また、そうした意見を受け容れ、合わせてくれるような、心優しい男性が、本当に素敵に着物を着こなす男性だということかもしれないですね。[…]

いろいろなコーディネート

  ベーシックながらも、色使いのセンスが見えるコーディネートが好きな、カラーズ京都の長瀬澄人です。 数年前だと、レンタル着物を着て歩く観光客さんは、有名観光地付近でちらほら見かけるくらいの印象でしたが、今だと京都市内の至るところで見るようになりました。 日本人でも初めて着物に袖を通すという人も珍しくなく、また外国人さんであれば、当然着るのは初めての人が大半な訳ですので、着方や着こなしが見ていて面白いですね。   おそらく草履だと歩きにくいからなのか、スニーカーを合わせている人はよく見ますし、Gジャンを肩がけしてる人、リュックを背負っている人など、普通の着付け教室ではまず教わることがないであろう、自由な合わせ方が見られます。 その合わせ方はアリなのかナシなのか? というセンスは人それぞれだと思いますが、今だとまだ見慣れなくて、違和感がある合わせ方も、もう数年ほど経てば、当たり前になっているのかもしれません。     着物は、一見すると昔からずっと同じで、流行り廃りが無いように見えますが、実はほんの少しずつは変化しているものです。 洋服のトレンドのように毎年移り変わる早いスパンではなく、10年〜20年でやっと少しアップデートするようなイメージで、着物を着る人の層が、少しずつ世代交代していくのと連動しているところがあると、私は解釈しています。 そんな具合に、変化のスピードがとてもスローなのが特徴なので、急に奇抜なセンスが混ざると、やはり拒絶反応する人が多いということが言えるかと思います。       カラーズ京都では、比較的シンプルでベーシックな着物を、いかにサラッとオシャレな着方ができるか、というところに力を入れています。 それは、時間が経っても飽きてしまわずに、長く一軍で活躍できる着物として愛用してもらいたい気持ちから、そのように製作しています。 そして、対照的に帯については、パンチの効いた色や柄を中心に製作いたしております。   流行り廃りに左右されないで、良い品質で長くオシャレに着たいとお考えの方は、ぜひカラーズ京都にご相談くださいませ。 6月からはグリーンでカラーキャンペーンを行いますので、とくに緑色が気になる方は、一度ご連絡ください。 お待ちしています。    […]

色を効かせる

  全ての色を、自分のコントロール下に置いておきたい、カラーズ京都の長瀬澄人です。   春らしい陽気を感じる日が多くなりました。 せっかくの春なので、他の季節にはしないような、爽やかなコーディネートをしたり、カラフルな着物を着てみたり、という楽しみ方をしたい人も多いのではないでしょうか。   カラーズ京都では、そんな爽やかな色を染めるのを得意にしています。 無難な選択をすることも、もちろん良いのですが、せっかく着物を着るのであれば、少し色の効いた、心が軽くなるような色を選ぶのもスマートな選択かと思います。 ただ、色を効かせるからと言って、はしゃぎ過ぎに見えないように、バランス良くまとめるのも、難しいですけどセンスの見せ所ですね。     一目でお洒落さが伝わって、かつ程よい品性があるような色を、カラーズではそれぞれのお客様に合わせて提案し、製作させていただきます。   4月〜5月は、ブルーでカラーキャンペーンも行っております。 人気のブルーも、もちろんそれ以外の色も、ぜひ一度ご相談ください。      

オシャレのコントロール能力

  ちゃんと自分でコントロールできるようになりたい、カラーズ京都の長瀬澄人です。   7月も半ばを過ぎました。 ついこの間、年が明けたと感じるのに、すでに2017年も折り返しを過ぎていると思うと、本当に時間の流れは速いですね。 私自身38歳になって、前年までは認めていなかったアラフォーという自覚も、そろそろ芽生えてきました。 いい大人であるにもかかわらず、少年時代から変わっていない自分と、反対に随分と成長した自分、これらが入り混じって、今の自分として存在しています。 半袖半ズボンにコンバースのスニーカーを履いている、その10分後には、ビシッと着物を着ていたり、そうした振り幅も含めて、自分で上手にセルフコントロールが出来るようになるのも、一定の時間を生きることで身に付いてゆくことなのかと思います。   そして、(ちょっと自慢入りますが)お客様からよく聞かれることで、 「どうすれば、カラーズさんみたいに素敵な色でコーディネートできるのですか?」 というニュアンスの質問をいただくことがあります。 社交辞令を真に受けてお答えいたしますと、これはもちろんセンスだと言えばそれまでですが、オシャレな着物姿をイメージして、あれこれ見たり考えたりしている時間が、一定の時間を越えると、いつの間にかコントロールできるようになるものだと思っています。 さらに言えば、着物のコーディネートをTPOに合わせる時に難しい、いわゆる有り無しの境界線も、ハッキリ見えてくるように思います。     ですので、サラッと素敵に着物を着ている人ほど、やはりよく考えていらっしゃって、また自分自身をどうコーディネートするか、というコントロール能力が高いのだろうなぁと感じます。   そんなコントロール能力を高める効果のある⁉︎ カラーズ京都の着物を、ぜひご注文くださいませ。 お待ちしております。    

カラーズおしゃれ着物コラム④

  おしゃれな着物を染めるだけでなく、コーディネートにもセンスが爆発してしまう、カラーズ京都の長瀬澄人です。   カラーズおしゃれ着物コラム④、前回に引き続き、色について書いてみたいと思います。 今回は、「万能カラーを知っておく」です。 洋服でもそうですが、どの色ともマッチする色というのがあります。 それを上手に活用することが、おしゃれ着物コーディネートにも欠かせません。 万能カラーと、主役のなる色との組み合わせが良いと、本当におしゃれに仕上がります。 そしてもちろん、ここにもバランスが大切です。   では、万能カラーを具体的に挙げてみます。 「白、グレー、ベージュ、ブラウン、ネイビー、ブラック…」などなど こうしてみると、洋服でもおなじみの色ばかりなことがわかります。     そして、前回、必ずコーディネートに1つは使うと書きました、「属さない色」と同じです。 これらは、どんな色とも共存できるだけでなく、他の色を引き立てる効果がありますので、コーディネートの中のメイン以外のところに上手に配置することで、メリハリがついて、おしゃれに磨きがかかります。   逆に言えば、メインを活かすもも、万能カラーの使い方次第だとも言えます。 また、万能カラーのすごいところは、主役としてメインに配置できることや、万能カラーのみのコーディネートでも成り立つところです。   例えばオールグレーのワントーンなんて、バランスは難しいですが、綺麗にハマればとても素敵です。     また、派手さのある着物や帯を、落ち着かせて大人の品格を付加したり、適度に高級感を演出することにも役立ちます。[…]

カラーズ的おしゃれ着物コラム③

  おしゃれじゃない着物を染める自分は許せない、カラーズ京都の長瀬澄人です。   カラーズ京都的おしゃれ着物コラムも3回目になりましたが、過去2回に対するご意見として、「理屈っぽい、抽象的過ぎる」というご意見や、「それが逆に考えさせられるから良い」というご意見をいただいております。 気の持ちようがブレブレだと、おしゃれもブレてしまったり、自信が持てなかったりしてしまうので、あえて遠回りなことを書かせていただきました。 確かに、コーディネートの仕方など、具体的なことにはまだ触れていません。 まだもう少し遠回りしつつ、今回は少し踏み込んでみます。   今回のお題は「色の理解を深める」です。 ここで言う色使いとは、コーディネートの組み合わせにおける色の説明です。   まず、着物の色というと、いわゆる日本の伝統色という、少し錆びた色合いをイメージする方や、和服は和服の色合わせをしなくてはいけないとお考えの方も多いかと思います。 カラーズ京都的おしゃれとしては、それはあまり考える必要はなく、洋服のコーディネートと同じように色合わせを考えれば良いと思います。 着物だからといって、昔の時代の常識を意識し過ぎることは、自由なコーディネートを妨げることになり、特に色というのは個性を決定付ける大きな要素ですので、それぞれのセンスを思い切り出す方が自然だと考えます。 制作現場目線で言うと、伝統色しか染料の調達ができなかった時代とは違い、今は幅広い色を染めることが可能なので、そうした色を上手に採り入れないと勿体ないですし、その方がおしゃれに磨きがかかります。 それらを踏まえ、また最終的なバランスの整った色使いになるよう、カラーズとしての考えで、ざっとですが色を整理してみます。   まずは三原色の「赤、青、黄」です。 そして、その間に位置する「紫、緑、オレンジ」です。 これらの6色は、主役になりやすい色です。 鮮やかさや濁り、濃度の深い浅いは様々ですが、それはひとまず置いておきます。     そして、それらに「属さない組」として、「白、黒、グレー、ベージュ、紺…」あたりを認識しておきます。 上記の中から、「属さない組」を1色は使い、合わせてなるべく3色以内でコーディネートすると、バランスがとりやすくなります。[…]

カラーズ京都的おしゃれ着物コラム②

おしゃれな着物を染めるイメージしか湧かない、カラーズ京都の長瀬澄人です。   徒然なるままに綴る、おしゃれな着物を語るコラムですが、前回は、おしゃれな着物姿には、とにかく「バランス」が重要だと書かせていただきました。 それは当たり前と言えば当たり前なのですが、意外とバランスの良いコーディネートというのは難しいものですので、敢えて書いてみました。   そして今回のワードは、「言葉を気にし過ぎない」です。 これも、バランス感覚が大切なのですが、既存の言葉を鵜呑みにしなくて良いということです。   例えば、着物の話題の中でよく「東京は粋で、京都ははんなり」というニュアンスの言葉を聞くことがありますが、正直なところ、私はあまり関係無いと思っています。 人のセンスは様々なので、一概にそうだと言い切れるものではないと考えます。 昔はそういうお店が多かったのかなぁ。くらいの解釈で良いかと思います。 また、「柔らかものの着物(縮緬など)には、織の帯(西陣織など)」 「織の紬着物には、染め帯」   というような、合わせ方についての言葉も、少し杓子定規な感があり、あまり鵜呑みにする必要はないと思います。 情報が少なかった時代には、そのように、誰にでも分かりやすい表現をする言葉が必要だったのかもしれないですが、現代にもそれを必ず適用しないといけない訳ではありません。   ですが、「先人たちの貴重な知恵」を尊重することも、バランスのとれたコーディネートには重要だと思います。 なので、あまり言葉を気にし過ぎることはなくて、 「昔はこうだったけど、今を生きる私たちは、さらに工夫して、こうするよね。」   という具合にアップデートすることが、カラーズ的おしゃれだと考えています。   まだまだ語り足りないおしゃれ着物コラム、断続的に続けて書いてみようと思いますので、よろしければ参考にしてみてください。 カラーズ京都が作る着物は、onlineshopをご覧ください。

カラーズ京都的おしゃれコラム①

    おしゃれな着物以外の染め方を知らない、カラーズ京都の長瀬澄人です。     私、いつも「おしゃれな着物」を連呼しておりますが、おしゃれってそもそも何? と考えると、とても奥が深いものです。 僭越ながら、カラーズ京都的に考える、おしゃれ着物を語らせていただきたいと思います。 もしよろしければ、参考にしてみてください。   私は、着物をコーディネートする上で、一番大切にしていることは、「バランス」です。   洋服でも言えることだと思いますが、良いものを着ているのに、良いものに見えない場合や、逆にとてもリーズナブルなものだけでコーディネートしているのに、洗練されていて、とてもおしゃれに見える場合があるものです。   これらはすべて「バランス」がもたらす効果だと言えます。   【小紋】   よく、「カラーズさんの着物(小紋などの長着)は、シンプルで上品ですね。」 と言われます。 言い換えれば、全体的に地味な柄のものが多いとも言えるかと思います。     【名古屋帯】  […]