オシャレなだけでなく、身も心も暖まる着物を染めてしまう、カラーズ京都の長瀬澄人です。
少しずつ寒さが本格的になってきて、ようやく紅葉の季節といった感じが出てきたでしょうか。
袷の着物がしっくりくる季節とも言える訳で、絹素材は実は暖かいということを実感できることが、個人的にはとても好きな季節です。
さて着物といえば、洋服ほど多くはないですが、いろいろな素材があります。
そして、動物由来、植物由来、人工繊維と、生地の素材が違えば、それを染める染料やノウハウも違ってきます。
カラーズ京都では、動物由来である絹を専門とする染工房です。
「京都では、絹以外は着物じゃない」というような、上から目線で決めつけている風潮があるというのは、よく言われることです。
実際に京都で染工房をやっている立場として思うことは、皆そんなことは考えてはなくて、単純に絹着物の生産量が多いので、それが日常だと思っている人が大半なのだろうと思います。
ただ、それがやや鼻につく言い方になっちゃう人は、たしかにいるとは思います。(笑)
そして、私個人として感じるのは、とてもシンプルに、触り心地の良い絹を毎日触る仕事ということが、とても嬉しいと思います。
ただ、自分も着物ユーザーとして絹の着物を見ると、デイリーウェアとして、ラフな着方がしにくく、かしこまった感じが強くなったり、雨降りが気になったりと、やや窮屈な面があるのは間違いないです。
ですが、その窮屈さも、絹を着る喜びの一つとして、どんどん便利になる世の中にありながらも、スローな喜びを得ることが、カラーズ京都として大切にしたいところです。
これからの季節、絹あったかいですしね。(笑)
そんな身も心も暖かくて、なおかつオシャレな着物をお求めの方は、ぜひカラーズ京都にご相談ください。
11月は紫色で、少しお得です。
ご連絡お待ちしております。
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