男性の着物姿にドキッとする女性は、実は多いと考える、カラーズ京都の長瀬澄人です。
祭や花火大会などが続く時期ということで、浴衣の男女が多く見受けられます。
いわゆる着物としてピシッと着る着物とは違って、ラフな感覚で着やすいという意識が根付いていることや、親しみやすいということでしょうか。
着物と言うと、カラーズ京都でもそうなのですが、やはり女性ものが圧倒的な比率を占めます。
浴衣だと男性も多く見かけるのに、着物となると、めっきり減ってしまうのは、男性特有の合理的な考えや、単純に洋服に比べて煩わしいことなどが理由としてあると思います。
確かに、洋服の方が動きやすいし気楽なのですが、着物の窮屈さが気持ち良いという面もあります。
わざわざアナログレコードで聴く音楽が良かったり、マニュアルトランスミッションの車の方が操る喜びがあるというのと似ているかもしれません。
そして何より着物だと、ちょっとだけ特別扱いしてもらえるというのが大きいかと思います。
女性からも、やや評価が上がる傾向にあるのも、大きなポイントです。
私はこれが心地良くて、ほとんどスーツを着なくなりました。(笑)
しかし、日常的に着物を着るというのは、仕事との兼ね合いが難しいという人がほとんどですので、週末には着物で過ごしてみるという感じで楽しんでもらえればと思います。
私自身も、常に着物を着る訳ではなくて、要所で着たり、ただ着たいから着たり、という感じです。
浴衣からもう一歩踏み込んで、着物を着るメンズが増えてくれれば嬉しいですね。
カラーズ京都では、男性の着物も製作しています。
お気軽にご相談ください。
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