着物愛の溢れる人間になりたい、カラーズ京都の長瀬澄人です。
本日はカラーズ京都初めての、TV取材に来ていただく、ということがありました。
原日出子さんがお見えになったのですが、普段TVで拝見する以上にお美しい女性という印象でした。
やはり女優さんは、独特の華があり、纏っている空気感の質が違いますね。(写真を撮ってもらう余裕がありませんでしたので、フツーにアトリエ内の写真です。)
京都のローカルTVでの放送ということで、遠方の方は見ていただくのが難しいかとは思いますが、詳しくはまた改めて書かせていただきます。
さて先日、着物好きばかりの小さなお食事会にご一緒させていただきまして、終始着物の話オンリーという濃厚で楽しい時間を過ごすことができました。
そんな話、誰がわかるねん!というようなマニアックな話や、着物で出歩いていると、本当に良く起こるあるあるネタまで、話題は尽きないなぁと、改めて思いました。
着物で電車や信号待ちや喫茶店など、人の多い場所にいると、隣のグループで着物の話題が始まるなんてことは、誰でも経験あるのではないでしょうか。
話しかけられることも多いですが、「私も箪笥にたくさんあるんだけど、全然着ていないわ〜」と、なんだか申し訳なさそうにおっしゃることも、とてもよくあることですね。
日本人全体で見れば、着物を着る人間は、いわゆるマイノリティーですので、誰かと気持ちを共有できた時の喜びは、余計に大きいものです。
そして着物好きなエンドユーザーさんは、本当に着物愛に溢れていて、職人をしている私自身の存在意義を明確にしてくれます。
ならば私はそれ以上の情熱を持って、着物に向き合う必要がある訳で、そこには個人も企業も何も分け隔てのない、単純な着物に対する愛や、着物文化に対する敬意があるかどうか、それが大切だと思います。
こんな風に真面目に言うと、ちょっと重い感じはありますが、私としては、全力でイケてる着物を作るということを続けるだけですね。
野球の長嶋監督が、野球愛、ジャイアンツ愛と言っておられましたが、何の分野でも、それが滲み出るような、愛に溢れる人って素敵だと思います。
自分もそれくらい、着物への愛が深い人になりたいものですね。
ん〜どうでしょう…
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