大寒

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芥川賞作家の山下澄人さんと名前が被っている、カラーズ京都の長瀬澄人です。

芥川賞受賞おめでとうございます。

澄人という名前は割と珍しく、今までほとんど誰かと被る経験がありませんでしたので、なんだか他人事ではないような心境で、嬉しい気持ちになっています。

失礼ながら、これまで存在を存じておりませんでしたが、勝手にこれも何かの縁だと思って、作品拝読させていただこうと思います。

さて、大寒らしい寒さが続く中、この土日は大変な雪でした。
店の前も少しだけ積もりましたが、大事には至らず、通常通りです。
しかし、寒さが半端ではありません。

コンクリート床のアトリエは、夏は比較的涼しくて良いのですが、冬は寒さが厳しいです。
ストーブと、エアコンをつけて暖をとりますが、換気が必要な作業も多いですので、何も着けない時間が多く、結局やせ我慢で乗り切るしかありません。
寒さの中で仕事をする以外にも、染の職人をするには、いろいろと我慢強さが必要です。

私自身も、職人修業をする以前と比べ、比較にならないくらい忍耐力が鍛えられました。
そして、自分が我慢強くなると、他人に対して優しくなることにつながるようで、以前に比べて性格が優しいと言ってもらえることが多くなりました。

単純に歳をとっただけなのかもしれませんが。

性格と言えば、このブログを見て下さっていて、初めて店頭にお越しいただいたお客様の多くは、私のことを、

「とても真面目で実直な人」

という風に思っていただいているようで、それは良いのですが、

「職人さんだから少し気難しくて話しにくそう」

という印象もあるようです。

本当はふざけてばかりいる自分の人物像が、このように見られていると思うと、めっちゃ笑えます。
仮にも、高級品を扱う人間として、あまりに砕け過ぎちゃイカンと自制しているだけで、それほど頑固一徹感はないかと思います。(笑)

ほとんどのお客様は、思っていたよりも話し易い人だったと言ってくださいます。
ですので、ご相談もお気軽にどうぞ。

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