イベントシーズンでも、地道におしゃれな着物を染めることに余念がない、カラーズ京都の長瀬澄人です。
ハロウィンと言えば、ここ何年かで急激に盛り上がってきた印象がありますね。
しかしながら、私は正直なところ、まだこのハロウィンというイベントに馴染めていない組です。
仮装イベントとして、非日常の気分を楽しめば良いのだと思いますが、日常的に週一くらいのペースで着物を着る私にとっては、それほど刺激的に感じない部分もあります。
まして、ただでさえ珍しい感のある男性の着物姿は、ある意味ハロウィン以上に物珍しい視線を受けることが多いですので、敢えてあまのじゃくに、ハロウィンはフツーに過ごしてやろうと思ったりもします。
「ハロウィンしないの?」みたいなことを言われると、余計に意地になってしまったりするのは、古風な考え方なのかもしれません。
そういえば、まだ私が幼少の頃、クリスマスに浮かれる私たち子どもに対して、頑なに「日本人には盆と正月があればいい」と言っていたオジサンは結構いたなぁと、思い出します。
そんなオジサンの気持ちが分かるようになった今の私ですが、あまり堅苦しく考えず、そのうち普段は絶対に着ないような、ド派手な着物でも着てハロウィンを楽しめるようになりたいものです。
と言いつつ、そんな着物持っていないので、明日もコンサバな着物を着て店におります。
お気軽にお越しください。
お待ちしております。
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