おしゃれな着物を染める構想が、1万通り以上ある、カラーズ京都の長瀬澄人です。(写真は新作のチラ見せです。近々改めて投稿します。)
夏も終盤に差し掛かり、それにつれて浴衣姿も減ってきた印象があるこの数日です。
京都は日本屈指の観光地であり、歴史ある街ということで、着物でお出かけしたい都市ナンバーワンの座を欲しいままにしていますが、実は地元の京都人が着物を着て歩いている率というのは案外低いことをご存知でしょうか。
京都の人というと、割と普段から着物を着ていそうなイメージを持たれる方は多いかと思いますが、実は東京や大阪と比べると、全く比較にならないくらい着物を着る人は少ないというのが本当のところです。
それでも、京都を歩いてみると、着物を着ている人はたくさんいます。
これは、実は他の都市から来た人が圧倒的に多く、また近年急速に増加した観光客向けのレンタル着物が多くを占めているということが推測できます。
「京都 着物」というキーワードで検索してみると、見事なくらいレンタル着物店が列挙されるようになっていることに驚きます。
私も自身で染めた着物で歩いていると、ここ1年くらい「どこでレンタルしたの?」と聞かれることが何度かあるくらいです。(笑)
いかに浸透しているかが窺えますね。
県外からカラーズにお越しいただくお客様の中にも、以前観光で京都を訪れた際に、レンタル着物を利用し、それ以降着物に深く興味を持つようになった。という方は少なくありません。
地域を問わず、特にアラフォー世代以降になりますと、いわゆる「行きつけの着物店」がない方が多くなります。
これは京都にももちろん当てはまりますので、生まれも育ちも京都でありながら、着物を持っていないし、着方がわからない人が多いことは何処も同じです。
京都と言えど、今現在の着物事情については、そのイメージよりも実際には他と変わりはないと言ってよいと思います。
ちなみにカラーズ京都には、地域も年代も問わず、いろいろなお客様がご来店くださいますが、実は京都のお客様は意外と少なく、他府県のお客様の方が多いのも面白いところです。
結局のところ、着物を好きで着ている人の心の軸も、実は地域差などなく、ただそれを愛でたい、楽しみたいというものなのではないかと思います。
カラーズ京都は、その気持ちにお応えできるよう、お客様となるべく多く対話の時間を取り、そのお人柄なども加味した上で、ぴったりのコーディネートを提案させていただきます。
ウェブに上がっていない色や柄も多数ございますので、どこにお住まいの方も、ご遠慮なくお越しくださいませ。
ご来店予約を下さったお客様には、10%割引サービスもございますので、ぜひご利用ください。
お待ちしております。
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